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2025.11.02事業報告(対外)

ふくろまちスタGO!

11月2日(日)袋町公園および袋町小学校区エリアにて、日本のこころ醸成委員会による事業「ふくろまちスタGO!」が開催されました。
本事業は、広島市内の親子を対象に 、地域のスポットを巡るスタンプラリー形式で、人と地域の繋がりを再発見する企画です。 当日は、同エリアで開催された「大イノコ祭り」とも連携して行われました。

近年、個人の時間を重視する価値観が広まる一方で、人や地域への関心が薄れ、市民同士の繋がりが希薄化しつつあります。
このイベントは、こうした現状の中で、世代や立場を超えて「思いやりのこころ」を向け合うことの大切さを体感し、市民が継続的に繋がるきっかけをつくること を目的に開催されました。
当日は、参加した親子が受付で「バトル名刺」とスタンプカードを受け取り、袋町小学校区エリア内に設けられた企業や地域団体のスポットを巡りました。
各スポットでは、子どもたちが地元企業や地域団体の方々と元気よく挨拶を交わし、属性シールを使った「バトル名刺」の対戦と交換を行いました。
ゲームを通じてお互いのプロフィールを紹介し合うなど、楽しみながら世代や立場を超えた交流が生まれました。
全てのスポットを巡って袋町公園の本部に戻った参加者は、亥の子巡行をモチーフにした「バランス運びゲーム」で協力し合う体験も楽しみました。
最後は、「思いやりの木」と名付けられたメッセージボードに、協力してくれた地域の方々への感謝の気持ちや「今後どのように関わっていきたいか」といった感想を書き込みました。
スタンプラリーを達成した参加者には、大イノコ祭りで使えるチケットが贈られました。
本事業を通じて、参加者一人ひとりの小さな行動が、地域の活力を生み出す大きなきっかけとなることを実感していただく一日となりました。