謎解きタイムトラベル~浅野からの挑戦状~

謎解きタイムトラベル~浅野からの挑戦状~

日時/2018年9月17日(月祝)   場所/広島城、広島城周辺   参加人数/約200名

現代にタイムスリップ?お殿様登場

広島城編


前編「広島はなぜ広島っていうの?」

後編「広島城は大きいの?」

干拓編


前編「広島のまちは海の中?」

後編「○○の都ひろしま?」

頼山陽編


前編「敵は本能寺にあり!」ってホントに明智光秀が言ったの?」

後編「明治維新の原点ここにあり!!」

浅野長勲公と神機隊編


前編「お殿様から子どもたちへ!」

後編「神機隊と長勲さん」

上田宗箇流編


前編「浅野藩政期と文化」

後編「広島の伝統文化「上田宗箇流武家茶道」

事業実施に至る背景

広島市の都市的発展の基礎は広島城が築城されたことに始まります。以来400年以上に渡って、先人たちがより良いまちを想い、行動することで発展を続けてきました。しかし、73年前の一発の原子爆弾により多くの歴史や文化を失いました。復興の歴史が多く語られる一方、戦前の歴史や文化については語られなくなり、先人たちが紡いできた広島のまちの歴史や文化が継承されにくい現状となっています。先人たちが長きに渡り紡いできた歴史や文化は、私たちにまちへの愛着と誇りを与えるだけでなく、これからのより良いまちの実現に向けてどのように行動するべきかの指針を与えてくれます。浅野家広島城入城400年という節目の年を迎える今こそ、250年間という私たちのまちの発展のルーツともいうべき、浅野藩政時代にまちが育んできた歴史や文化を身近に感じることこそが、私たちの住むまちの新たな一歩に繋がると考えます。

目的

多くの市民が浅野藩政時代の歴史と文化について認知するとともに、浅野藩政時代の歴史や文化に興味を持つ契機となることを目的としました。

事業内容

「謎解きタイムトラベル~浅野からの挑戦状~」と題して、現在の広島都市圏のまちづくりの基礎となる広島城築城から戦前までの400年を超える歴史の中で、250年間という私たちのまちの発展のルーツともいうべき、浅野藩政時代にスポットを当て、謎解きというツールを用いて楽しみながら広島の歴史や文化を身近に感じ興味や関心を持っていただきました。

参加者は、着物やじんべえなど昔の衣装をまとっていただき、参加キット(謎の手がかり)を片手に広島城の二の丸からスタート。

約半径1キロメートルのかつての城下町を舞台に5つのチェックポイントで謎解きにチャレンジし、ゴールの広島城を目指していただきました。

参加者は事前登録制とし、全5本の浅野藩政時代の歴史や文化についての紹介動画を見ることで、浅野藩政期の歴史や文化を知り、謎解きをより楽しく感じ、浅野藩政時代の広島の歴史や文化に興味を持っていただきました。

そして謎解き終了後、事前動画や謎解きを通じて浅野藩政の歴史や文化について感じたことを提灯に記載していただきました。

その後、記載していただいた提灯をライトアップし、浅野藩政期についての想いが書かれた提灯を多くの人に見ていただき、来年の浅野広島城入城400周年にむけて浅野藩政期の歴史や文化に更なる興味を持っていただきました。