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2022.12.31インタビュー

【Pick up⑫ 新入会員研修委員会 國政 勇生 君】

 

 

経歴

有限会社 リラックス 事業部 部長

2016年 入会

2017年 市民パワー躍動委員会 幹事

2018年 自然調和都市創造委員会 委員、広島の魅力創造室 室幹事

2019年 広島の新たな文化創造委員会 委員、広島ブロック協議会 会長補佐

2020年 子供の未来創造委員会 委員

2021年 例会委員会 委員

2022年 新入会員研修委員会 副委員長

 

それではさっそく、國政君の仕事について教えてください

 最初は訪問介護などの高齢者介護を主とした介護事業から始まり、その後児童福祉や障害を抱えた方達の在宅支援に外出支援などの障害福祉、いわゆる福祉業に力をいれています。利用者の幼少期から成人になるまで、或いはそれ以降においても携わらせていただく切れ目のない支援を行っていることが大きな特徴です。そうした、将来を見据えた関わりや関係性を構築することで、当社に係る全ての人に安心したサポート・サービスを提供できる努力をしています。幅広い方を受け入れる体制を整えて継続的な支援を行い、しっかりと地域に根付いた企業となるべく日々活動をしています。

その他に、保育園や児童福祉施設、障害者支援なども運営しており飲食店も経営しています。当社の運営している事業所・店舗は30箇所ほどあり、様々な方が利用していただいています。

 

 

仕事をされる中で苦労していることややりがいを感じることはありますか

 組織づくりが一番大変だと感じています。元々は小さな規模から始めた会社で、その後事業だけが拡大していきました。事業が拡大するのとは裏腹に内部体制や組織体制が追いついていないのが現状です。  

広島青年会議所という大きな組織に入会してから、特に組織の重要性を肌で感じました。従業員一人ひとりに何をやってもらうのか、その役割と自身の存在意義を感じてもらうためには、きちんとした組織体制が必要であり、「想い」を「共鳴」していくことが重要であると共に、その難しさにも気づかされました。

 そう言ったことを踏まえ、2022年度社長が思い描く「ヴィジョン」を自分なりに解釈して従業員に共有できるような「事業ヴィジョン動画」を作成し、全従業員に説明をするなど自社の想いを皆と共鳴できるよう努めました。

 従業員が仕事を通じてやりがいを見つけてくれたり、当社に係る利用者の成長を間近で見れたときは、自分のことのように仕事にやりがいを感じます。

 

 

 

 

 

 

そんな國政君が、広島青年会議所と出会って入会したきっかけを教えてください

 社長の知人に当時の広島青年会議所の現役会員がおり、その方からお誘いをいただいたことがきっかけです。当時は社長や私も広島青年会議所のことは知りませんでしたが、色々な方と交流や繋がりを持ちたいと考えていたこともあり、あまり迷うことなく入会を決めました。

 

 

広島青年会議所の経験を通して、ご自身の中でなにか“変わったな”と思うことなどありますか

広島青年会議所に入会して様々な役職をさせていただきました。毎年変わるその役割を経験させてもらったことで、仕事や広島青年会議所においても自分自身の使命を感じながらできるようになりました。入会当初は、社会経験も少なく「2代目」と言う意識も少なかったです。今は、「なんのため」に仕事をして「何をなすべきなのか」、2代目としてどのように会社を経営していくかなどを本気で考えるようになったことが一番の変化です。

 

2022年度、新入会員研修委員会では、副委員長としてどのように行動し、どのように感じましたか

 新入会員の研修で、どう接するべきか、伝えたいことをどう伝えていくかを非常に悩みました。そのため、最初に行ったことは自分自身が広島青年会議所に何故入会したのか、なぜ副委員長をしているのかを改めて考え、自分が伝えたいことを整理しました。副委員長という役職を担ううえで、いつも以上に家庭に携わり、仕事にもしっかりと向き合いました。委員会のNo2として、下支えを行うことなど大変なこともありましたが、非常に学び多き一年になりました。

 

 

 

 

 

 

広島青年会議所で一番の思い出はなにでしょうか

 2016年に自分が新入会員として所属した、委員会メンバーのお世話をする幹事さん達が、時にはお互いの想いをぶつけ合って喧嘩をしたり、皆を楽しませるために様々な出し物を夜通し作っている姿をみたことは印象深いです。それだけ、真剣に熱い想いを持って、行動をしている姿には感銘を受けました。

 一番思い出に残っているのは、やはり今年の新入会員研修委員会の副委員長の経験です。新入会員研修委員会の副委員長として、新入会員の皆さんに広島青年会議所の様々なことを厳しく教えないといけない立場でした。そのため、研修が終わるまでは新入会員の皆さんに思ったような関わり方ができないことは複雑でした。準備などの含め、本当に大変でしたが研修を通じて新入会員の皆さんが成長していく姿を目の当たりにできたことが本当に嬉しかったです。

 また、沢山のカッコ良い先輩の立ち振る舞いや背中を見せていただけたのもとても良い思い出です。

 

 

國政君ご自身の目標や未来ビジョン等があれば教えてください

 当社が行う事業を通じていかに地域貢献をできるかが重要だと考えています。私達は介護・福祉という分野のお仕事ですが人と係る仕事でもあるため、人づくりも非常に大事です。利用者の中には子供の方も多くいます。将来を担う子供達の成長の機会をどうやって提供していくことは重要な使命だと感じています。

私達が行う仕事を通じて、障害があってもなくても、皆が活躍できる社会づくりを行っていきたいと思います。また、人づくりにおいても一助になるよう努めていきたいと思います。