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2022.10.30インタビュー

【Pick up⑨ ピースシティHiroshima委員会 沖本 尚之 君】

 

【経歴】

沖本尚之君

共栄美装株式会社 経理部 課長

2020年 入会

2021年 次代のリーダー育成委員会 幹事

2022年 ピースシティHiroshima委員会 委員

 

「それではさっそく、沖本君の仕事について教えてください」

 共栄美装株式会社で経理を担当しています。廃棄物処理業で、ゴミの収集運搬処理を行っており、中でも一般家庭ゴミの収集業務に力をいれて営業しています。入社して15年が経ちました。最初の5年間は夜勤でごみ収集を行い、その後、営業など様々な部署の経験させていただきました。その経験を活かしながら、日々、仕事を行っています。

 

 

 

 

「仕事をされる中で苦労していることややりがいを感じることはありますか」

 入社する前はプロサッカー選手としてプレーしていました。引退してからは勉強など何もしていなかった自分にとても負い目を感じていました。しかし、何事にも前向きに取り組むことで、様々な仕事を任せてもらえるようになり、一つ一つを解決していくことに力を注ぎました。経理の仕事を行っていると、会社の全体像が見えるようになりました。会社の業務の全体が見えていることが自分の強みだと考えています。誰にもわからない案件が自分のところに回ってきて、解決していくことが今のやりがいだと感じています。

 

「そんな沖本君が、広島青年会議所と出会って入会したきっかけを教えてください」

 兄が広島青年会議所に所属し、理事長をしていたので、よく広島青年会議所の方が会社を訪れていました。仕事に慣れてきて、退屈な人生だなと感じているときに、広島青年会議所の皆様を見て、服装や礼儀、何事にも真剣に取り組む姿が、かっこいいな!!と思いそこから、兄に相談し、入会しました。

 

 

「広島青年会議所に入会前と現在で、ご自身の中でなにか“変わったな”と思うことはありますか」

 入会2年目に新しく入会してくる方に青年会議所について研修を行う委員会で幹事の職を預かりました。その際に青年会議所の基礎を叩き込んでいただきました。そして今年は、日本青年会議所に出向させていただきました。日本中の青年会議所の方々とお会いする機会をいただく中で、礼儀や気遣い、立ち振る舞いなどを教えていただき現在入会して3年が過ぎようとしております。残り2年となった今、学びだけで終わるのではなく、今度は伝えていく番だと考えています。こんな考え方が得られたのは、広島青年会議所のおかげであり、自分の変化を感じるところです。

 

「青年会議所活動での一番の学びや心に残っていることは何でしょうか」

 先日、広島ブロック大会に参加した時です。自分を育ててくれた方が卒業生として登壇され、挨拶を行われていた時、自分の経験を必死に伝えようとする姿に感動しました。苦しいことから逃げないこと。これが一番学んだことだと思います。

 

 

 

「沖本君ご自身の目標や未来ビジョン等があれば教えてください」 

私は、“学ぶこと”は大切ですが、自分がかかわる方に何かを“与える”ことができる人間になりたいと考えています。学ぶことは自分がやればできますが、経験を与えることや何かを伝えることは本当に難しいことだと思っています。学んだことをどのように伝えていくのか、日々考えながら取り組んでまいりたいと思います。