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2022.11.30インタビュー
【Pick up⑩ 活力溢れる人材創出委員会 上田 将与 君】
【経歴】
ユウベル株式会社 取締役
2016年 広島青年会議所 入会
2017年 総務渉外委員会 幹事
2018年 運動の根源追求室 室幹事
2019年 セクレタリー
2020年 子供の未来創造委員会 副委員長
2021年 広報戦略委員会 委員長
2022年 活力溢れる人材創出委員会 委員
それではさっそく、上田委員の仕事について教えてください
当社は冠婚葬祭の互助会の会社として、お客様の一生の中で大切なセレモニーである結婚式やご葬儀などのお手伝いをしております。携わらせていただいたお客様との繋がりを大事にして、お祝い事などの儀式を、ライフイベントとして行うことで、しっかり「思い出」を育むことができるようにお世話をする仕事です。特に近年では、儀礼ごとが簡素化している時代になりつつあります。しかし、私達がサポートを丁寧にすれば、お客様にも喜んでいただけますし、儀式を行う必要性も感じていただけますので、力を入れて取り組んでおります。
現在では七五三に合わせた写真撮影業務のほか、ホテル経営や墓地管理、子どもに焦点を当てたことだと、ボルダリングやスイミングスクール、そして介護福祉の仕事も行っております。これからも会員の皆様に喜んでいただけるお仕事を増やしていきたいと思います。
仕事をされる中でやりがいを感じることはありますか
私達の仕事は人と人との絆で成り立っています。絆がないと結婚式でもお祝いにきてくれない、葬儀でも誰も参列してくれません。ホテル業務でも家族や友人と来て楽しまれるなど、人の絆を目の当たりにし、その大切さを感じられるところが私は一番やりがいを感じています。仕事をしていて「ありがとう」と直接言ってもらえることは、社員にとってもやりがいを感じやすいお仕事ではないでしょうか。
また昨年、社長が交代して、新たにユウベルグループは企業理念として、社会の中で果たすべき使命「ミッション」と、ミッションを実現するため大切にしている価値観「バリュー」を設定致しました。また、毎年スローガンも設定しております。今年のスローガンは「New Challenge」です。ある程度仕事ができるようになると成長が止まることが誰しもあります。新しいことにチャレンジしていくことで、みんなで共に成長をしていけることにもやりがいを感じています。
そんな上田委員が、JCと出会って入会したきっかけを教えてください
父親が我が社の会長を、兄が社長を就任していますが、会長も社長もJCを卒業させていただいており、二人の影響で私も32歳の時に入会しないかと声をかけてもらい、入会させていただきました。
父親も兄もJCを通して良い仲間と出会い、絆を深めていたのを間近で見ていました。私も誘いを受けた時に、入会することで二人と同じように一生の付き合いのできる、最高の仲間と出会えたらという思いもありました。
JCに入会し様々な経験をされたと思いますが、ご自身の中でなにか“変わったな”と思うことなどありますか
一番変わったのは物事を表面上のことだけを見るのでなく、深く掘り下げて考えるようになりました。現場でわからないことなどは、自分も現場に直接行って、従業員の意見を聞き出すなど、行動に移すように変わりました。私は幹事、室幹事、セクレタリーと広島青年会議所の様々な方々のサポートに従事する役職を3年連続でさせていただきました。その中で色んな方に出会わせていただき、価値観の違う方からも刺激を受けたりしながら、色々な人への接し方なども沢山学ばせていただきました。
入会した時に最初は皆が行う3分間スピーチでは、「JCを絶対やめません」と宣言して、やめないようにしようと決意を持って活動していました。しかし、入会2年目で委員会のめんばーをサポートする役職の幹事を経験させていただいたときに、懇親会などでもどのような設えをして、どう皆さんに楽しんでいただくかをいつも考えていました。そう言ったことを自分で能動的に考えるようになれたことで意識は変わっていったのかもしれません。特に、私が幹事の時の委員長、副委員長や、翌年私が室幹事の時の室長からの影響も大きいですね。
時には皆さんに楽しんでもらう企画をして失敗したときもあります。それでも一生懸命頑張っていれば、色んな方から叱咤激励をいただき、次も頑張ろうと思えるような声をかけてもらい、前向きな気持ちにしてくれたのは大きかったです。
2022年度、活力溢れる人材創出委員会ではどんな事業を行い、上田委員はどんな立場で委員会運営に参加されていらっしゃいますか
経営者が社員をしっかり見ていかないといけない時代なので、委員長と人を大事にしていこうとずっと話していました。人の健康は身体的、精神的な面と両方あると思います。大体の人は病気も突然発覚するなど、急に不健康だとわかるじゃないですか。その時に何かを始めても遅いので、日頃から健康習慣をつけていただく必要があると思います。そのために、会社で健康増進をけん引する人材開発までを目的とした事業を行いました。
広島市民に健康な人が増えれば、その人達が長く働けるようになりますよね。そうすると広島のまちも元気になり、まちの為、ひとの為に繋がると思いました。各企業の社員にフォーカスをあてた事業も珍しかったと思います。
事業における委員会の中での立場としては理事経験者として、一歩引いたところで全体を見るようにしていました。言わなければならないときはメンバーに厳しく伝えるなど、メンバー一人ひとりに合った声かけをしていきました。今年の委員会には理事経験者が二人いたので、もう一人の理事経験者と役割分担をしながら、時には楽しく委員会を盛り上げ、やるときは真剣にやるなどその場の空気感も大事にしながら携わられてもらいました。
JCで一番の思い出はなにでしょうか
沢山ありすぎて選べません。青年会議所活動を一生懸命やってきたので、どれも濃くて良い想い出です。
思い出というかはわかりませんが、こういう人になりたいという想いは強くなりました。
身近でこんな人になりたいなという憧れの人に出会う機会って中々少ないかと思うのですが、広島青年会議所に入ってそんな憧れの人に多く出会えたことが一番の財産です。
上田委員ご自身の目標や未来ビジョン等があれば教えてください
私たちが提供するサービスにご満足いただき、1人でも多くのお客さまに会社の互助会員に入っていただくことで、お客様との繋がりが続くことだと思っています。そのためにも、ホテル事業など当社の事業を拡大していけたらと思います。例えば、私達のホテルが全国にできれば、会員の皆様に旅行に行って私達のサービスを受けていただくことができます。この事業は夢や希望を持てる事業だと自負しています。少しでも多くの皆様に携わらせていただきけるよう頑張っていきたいです。