ACTIVITY

過去の事業紹介(2023年度)

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①新年互礼会
新年互礼会
②オープン例会
オープン例会
③仮入会員オリエンテーション
仮入会員 オリエンテーション
④PEACE MESSENGER
PEACE MESSENGER ~未来の平和のために~
⑤みんなで集まれ!憩いの川辺
みんなで集まれ!憩いの川辺
⑥輝け 煌めけ オオカミナイト
輝け 煌めけ オオカミナイト
⑦広島スポーツアカデミア
広島スポーツアカデミア
~すべてのスポーツが結集するス タジアムパークを目指して~
⑧SNS広報セミナー
SNS広報セミナー
⑨家族会
家族会

理事長所信

基本理念

真価

基本方針

1.人と組織変革への挑戦

2.広島を愛の溢れるまちに

はじめに

「明るい豊かな社会」とはどんな社会でしょうか。
「皆さんの理想の社会」とはどんな社会でしょうか。
その答えは一つではなく、多くの言葉が頭の中に思い浮かんでくると思います。私たちが運動を展開し、目指す「明るい豊かなまち」は、一人ひとり心で感じるものです。一人ひとりが描く理想のまちの姿を実現するためには、住み暮らす大好きな広島が良くなって欲しいと思うだけでなく、良くするという強い気持ちを行動に移していくことが大切です。
「何をしても変わらない」「行政がやってくれる」「どこかの団体がやるだろう」という人任せの考えでは、何も変わりません。私たち広島青年会議所が、歩みを止めることなく、運動を展開し続けることが必要です。私たちが、率先して「思いやり」を持って出会う全ての人と接していきましょう。その小さな行動がきっかけとなり、広島のまちに「愛」が溢れていく。この姿が私の理想の社会であり、このことを繰り返し行いながら、持続可能な社会の仕組み作りを行っていかなければなりません。
更には、広島のまちを起点とした広島県全体も、私たちの行動をきっかけに輝きを放っていく可能性を秘めています。全国の会員数は減少傾向にあり、広島県も例外ではありませんし、解散などで全国的にJC運動の空白地ができてしまっている所もあります。私たちJCはJC宣言文にもあるように、社会の課題や課題の芽を解決していかなければなりません。
私たちが、小さくとも繰り返し行動することで、運動を展開し続けることが肝心です。より多くの仲間を獲得し、運動の展開が途切れることがない状態を創っていかなければなりません。
今こそ私たちの真価を発揮する時です。
私たち一人ひとりの小さな行動が周りの人を感化し共感させ、多くの賛同者が一人、また一人と増えることで、大きなうねりへと変わっていく。広島のまちに愛が溢れた状態となり、その姿を発信することで、広島県全体が輝き活性化し、そして日本全体も変わっていく、そういった未来を目指していきたいと思っています。
1950年、「この状況を何とかしなければならない」「自分たちでできることは、自分たちでやろう」と立ち上がり組織されたのが、私たちの前身である「廣島青年商工会議所」です。私たちは、日々変化する状況の中で、時代の変化に合わせて理想の社会の実現に向け、行動してきました。ひろしまフラワーフェスティバルやひろしま国際平和マラソンなどには、今でも多くの市民の方が、笑顔で参加している姿を見ることができます。これらを創り上げてきた中心には、私たちの先輩方がおり、先人たちの長い年月の努力を決して忘れてはいけません。広島青年会議所は、継往開来を重ねて発展し、私たちだからこそできる行動があります。
広島青年会議所会員の一人ひとりの力を合わせれば、どの団体にもない、魅力と大きな力を発揮できると確信しています。
さあ、今こそ私たちの真価を発揮する時です。次代を創っていくのは私たちです。
一人ひとりの持っている力<学んできたこと><経験><感性>、そして、行動力を最大限に発揮し、勇気を持って運動を展開していきましょう。

人と組織変革への挑戦

広島のまちを輝かせようとするには、まずは自身の組織を見つめ直し、変革を起こしていかなければなりません。人の話をよく聞き、情報を取得し、広い視野で常識を持って判断することは、リーダーになっていかなければならない私たちには必要な要素です。そして、より強固な組織、周囲が憧れる広島青年会議所になっていかなければなりません。
今一度、自分の行動を見つめ直し、人を感化させ、理念が浸透し、常に新しいことに挑戦することのできる組織になりましょう。
自分の行動を見つめなおす
人が真似したくなる行動とはどのようなものでしょうか。
私は、仕事ができる人は、様々な場面での所作も美しいと思っています。服装にしても、高い物を身に着けていることが良いのではなく、どう着こなすかだと思っています。身だしなみ、青年経済人としての立ち振る舞いを改めて見つめ直し、内面から輝ける人に私たちからなっていきたいと考えています。
自分が接した人を少しでも気持ち良くして別れたい、そう思い普段の活動を行なっていきましょう。小さな一歩から組織を、まちを変えていくためには、私たちがスマートに行動していかなければなりません。また、ルールは自分のため、マナーは人のため、気配りと心遣いを大切にして日々の活動を行なっていきましょう。

人を感化させる行動

身の回りへの関心が薄くなっている昨今ですが、まちを見ると多くの場所でゴミが捨てられています。誰しも、自分の家の庭にゴミは捨てないと思いますが、誰かが処理してくれる、捨てても分からない、と捨てるのだと思います。
私は中学生時代に、友人が路上に捨ててある缶を自分の家の庭に、そっと運び入れる姿を見て感銘を受けました。一人でも多くの人がこのような行動をすれば、綺麗なまちが維持され続けることは間違いありません。大々的な事業の実施も必要ですが、まちを輝かせようという意志のもと、私たちが率先して模範となる行動をしなければなりません。人は多く集まると普段は行わない行動をとってしまうことがあります。一人ひとりが考えて行動し、人を感化することができる人間が多くいる組織でありたいものです。
日々「思いやり」を持って接して、自分と接した方が気持ち良いと感じてもらえるように、人の心を温かくすることのできる行動を行っていきましょう。

理念の浸透と共感

組織を運営する上で重要なことの一つに、理念の浸透があります。
会社運営でも、理念を理解していない状態では、どこを目指して動いているのか分からなくなります。私たちが、同じ方向を向いて運動を展開していくためには、理念は欠かせないものです。
そして、全員の力を漏らすことなく結束させるために、心理的安全性を高めていくことも重要です。組織の全体の成果に向けた率直な意見、素朴な質問、違和感の指摘ができるようになれば、全員の意見を漏らすことなく吸い上げ、活用することができるようになります。課題を設定する立場の人が、課題設定を明確にして、解決に向けて広くメンバーから意見を吸い上げていきましょう。言いたいことが言える環境をつくることは、一見ぬるい組織になると思われがちですが、そうではありません。広島青年会議所は、厳格な規程とルールによって運営されており、そこに理念の浸透と明確なビジョンが加わることで、より強固な組織になることができるのです。
私たちが運動を展開していくなかで、理念共感の一番の方法は、JC運動に触れていただくこと、事業に巻きこむことです。私たちが素晴らしい運動をすることで、我々の運動に共感した仲間が入会し、広島青年会議所のパワーとなります。一人でも多くの賛同者を得る為にも、私たちが理念をしっかりと理解し、行動に移していかなければなりません。
私たちの真価を発揮すれば何事にも挑戦することができます。そして、多くの課題についてしっかりと議論し、皆の力を結束できれば、どんなことにも果敢に挑戦していけるのです。
青年会議所は、自己の成長の場とよく言われます。見て、聞いて学ぶのではなく、自分の考えを持ち、発言し、行動し、見つめなおして反省するというプロセスを繰り返すことで人は成長していきます。青年会議所では、失敗をしてもいいとよく聞きますが、私もこのことは重要であると同時に、失敗は欠かせないものであると考えています。何も行動しなければ失敗はしません、ですが、何も学びを得ることができません。挑戦し、失敗してもそこから立ち上がることで人は成長していきます。何度も何度も挑戦し、諦めること無く立ち向かっていきましょう。
多くの挑戦をし、本気でまちのことを考えている多くの仲間と出会うことで、多くの気づきの機会も得られます。私たちが成長しなければ、家族の幸せは勿論のこと、社員、会社、地域を成長させることはできません。私たちの真価を信じ、失敗を恐れず、何事にも果敢に挑戦していきましょう。

広島を愛の溢れるまちに

2023年度の事業は、多くの中の一人でもいいので、心に残り続ける強烈な原体験となる事業を展開していって欲しいと考えます。私たちが、会議の中だけで考える良い事業ではなく、徹底的な調査を行い、真の課題を抽出することで、本当に実施しなければならないことが見えてきます。
情報はインターネットで簡単に入手することができますが、これでは表面しか知ることができず、真の課題は見えてきません。これまで運動を展開されてきた先輩方、まちづくりを常に行っている行政の方、他団体の方から、実際に話を伺い情報を入手し、連携して実施していきましょう。実施するタイミングも重要と考えています。しっかりと見極めポイントを絞ることで、より多くの波及を生むことができます。広島を愛の溢れるまちにするため、私たちができる最大限の力を発揮し、楽しみながら取り組んでいきましょう。
広島は山と海に囲まれ、山の恵みが6つの川から、瀬戸内海に流れ出て、豊かな自然を形成しています。自然豊かな広島の恵みを十分に活かした事業が、展開できているだろうかと、よく考えることがあります。一部の自然を使った事業はこれまでも展開していますが、この豊かな恵みを一つの魅力として活用した、新たな観光資源を発掘し、海外からの観光客に新しい提案ができるはずです。2023年は主要国首脳会議(G7サミット)が広島で開催され、多くの海外の方に触れていただく絶好の機会です。人から見れば羨む要素を私たちから率先して提案し、広島の真価を示せる事業を実施していきましょう。
スポーツは国や地域を超えて世界を、人のこころを一つにする力を持っています。 まちの賑わいも創出しながら、皆が笑顔でスポーツを楽しむ姿を想像してみてください。長年議論されてきたサッカースタジアムが2024年に完成します。このサッカースタジアムを活用した、まちの新たな賑わいの中心地となるよう、2023年のうちから議論し、私たちが提案していきましょう。スポーツ大国である、広島の新たな力を更に増大させる事業を実施することで、広島の真価を対外に大きく発信していきましょう。
私たちはこれまで、「考える平和」ではなく、「創る平和」を常に提言してきました。 私たちが普通に生活をしているこの瞬間も、世界では紛争やテロといった悲しい出来事が起こっています。世界最初の被爆都市である広島だからこそできる行動があり、時代に合わせ、議論して発信を行ってきました。広島は、訪れた人がこの地にいるだけで、平和を感じられる場所が多く存在します。先人たちの紡いできた「思いやり」を、自身の行動に変えるような事業を実施することで、広島から「愛」を発信していきましょう。これまで以上に世界に発信しつづける責任が私たちにはあり、国際平和文化都市に住み暮らす私たちだからこそできる、平和の提言はまだあるはずです。
広島の駅前も開発で大きく変貌しようとしています。まちの発展はインフラにかかっているとよく言われますが、インフラに関わる部分が大きく変わる時が更に活性化するチャンスと捉えています。開発で賑わっている場所がある一方で、市内中心部を見た時に私たちが運動を展開することで更に活性化できる場所が存在するはずです。開発が進んでいる場所だけではなく、まち全体を見て賑わいの創出と活性化ができればと思います。行政としっかり連携することで、持続可能な仕組みを構築し、未来を創造していければ広島青年会議所のプレゼンスも更に向上します。COVID-19の感染拡大により日常生活もままならず、人々や物に対する思いやりの心も薄れているように感じます。明るいニュースが少ないこの日々に、人の心を一瞬にして温かくできる効果的な事業を実施することで、住み暮らす人の明日への活力となります。
これからの広島のまちは、私たちの行動で大きく変わります。個々の力を結束し、広島のまちを輝かせましょう!

最後に

「戦いは考え過ぎては勝機を逸する たとえ草履と下駄とをちぐはぐに履いてでもすぐに駆け出すほどの決断 それが大切だ」

これは、戦国の世を駆け抜けた知将、黒田官兵衛孝高(如水)の言葉です。私は社会人になって、この言葉を大切にしてきました。
慎重に考えることは勿論重要です。しかし、日々一刻と変化する情勢の中ではこの言葉も必要なことだと考えています。いつまでも時間があるわけではありません。ここぞという時に備えて日々準備をしておき、決断力が鈍ってはいけない。私たちの長所である、行動力を最大限に活かして運動を展開していきましょう。輝く広島を創造していく青年らしく、元気に笑顔で、楽しみながら運動を展開していきましょう。
私自身、真剣にまちのことを日々考え、活動しているのだろうかと疑問に思うことがよくあります。これまで色々な事業を行ってきたから大丈夫、と自分に言い聞かせてきました。しかし、そんな時いつも頭に思い描くのは、数十年後、自分の子どもや地域の子どもたちが日々幸せと感じ、笑顔で走り回る姿です。
私たちが歩みを止めてしまうと、何も変化しません。私たち会員一人ひとりが問題意識を常に持ち、真剣にまちのことを考え行動することは、私たちに課せられた使命です。自己の成長含めて、日々少しずつでも行動することで、広島のまちは必ず「愛」の溢れるまちに変わります。私たちが本気で議論した事業を展開することで、広島のまちは輝き続けます。その行動を継続して行うことで、変化を与えることができる人財を輩出し続けることができるのです。私たちは、継往開来の思想を胸に、この時代に即した事業を展開することで、広島のまちの更なる発展を目指していきましょう。
私たちは広島青年会議所で様々な経験をして、自己研鑽して、多くの力を秘めています。今こそ真価を発揮する時です。その力を一人ひとりが最大限に発揮し、誇りを持って、仲間を信じて、ともに変革を起こしましょう。
~さあ、自信をもって会員全員の力を結束し、輝く広島を創造しましょう~

2023年貸借対照表(PDF)

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